ダイヤモンドは、その輝きで人々を魅了していますが、この輝きはダイヤモンドの特性に由来します。
ダイヤモンドは、非常に高い屈折率を有しており、ダイヤモンドに入射した光が屈折・全反射することで、輝いています。
一般的にもよく知られているブリリアンカット(ラウンドブリリアンカット)は、この輝きを引き出すために入射した光が屈折・全反射するよう、デザインされたものです。
ブリリアンカットは、17世紀中頃にベニスの宝石商によって始められたといわれており、ファセットの大きさや角度の変遷を経て、1919年アメリカの数学者Marcel Tolkowaskyによって数学的に計算された理論的に理想とされるアイディアルカットが発案され現在に至ります。
ダイヤモンドの4Cで「カット」は唯一 人の手が加わる要素ですが、その輝きを引き出す重要な要素になります。
当社では、宝飾用宝石加工は行っていませんが、このカットの多くは職人が行っており、熟練した技術が必要とされています。