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セラミックス加工 - 深穴や穴内面・平面・円筒外周面などの研磨仕上げ

セラミックスの特性

アルミナセラミックス

組成 Al2O3
構造 焼結体
機械的特性 引張強さ 0.12~0.21GPa
曲げ強さ 0.2~0.7GPa
圧縮強さ 2.5~4.4GPa
ヤング率 260~380GPa
硬さ HV 1,000~2,300
※参考値
特長
  • アルミナセラミックスは、代表的なセラミックスで高い硬度を有する。
  • 絶縁性に優れている。
  • 低摩擦性に優れている。

ジルコニアセラミックス

組成 ZrO2
構造 焼結体
機械的特性 引張強さ 0.14GPa
曲げ強さ 0.8~1.7GPa
圧縮強さ 2.9~3.9GPa
ヤング率 180~220GPa
硬さ HV 1,200~1,500
※参考値
特長
  • ジルコニアセラミックスは、靱性が有り高い強度を有する。
  • 絶縁性に優れている。
  • 低摩擦性に優れている。

多種多様なセラミックス形状加工

セラミックス形状加工例

セラミックスは、耐摩耗性や低摩擦性に優れた材料です。アルミナセラミックスは、代表的なセラミックスで高い硬度有し、ジルコニアセラミックスは靱性があり高い強度を有します。

セラミックスは、焼成で一定の形状が形成可能なため、パイプ材を加工することで高精度な深穴(穴径の10倍以上の深さ)を仕上げることが可能です。そのほか、複雑形状の加工や平面・穴内面・円筒外周面などの研磨仕上げが可能です。

セラミックス加工

セラミックス加工データ

アルミナセラミックス

深穴半裁写真
  • 穴真円度:0.7µm
  • 穴径φ0.21mm × 11.5mmLの穴を研磨仕上げ。
  • 穴径はレンジ5µm(φ0.21 ~ φ0.215mm)で加工。

セラミックス加工データ

アルミナセラミックス深穴研磨
穴径φ0.2135 真円度0.7µm

セラミックス加工データ

ジルコニアセラミックス

ジルコニアセラミックス
ガイド半裁写真
  • テーパーV面 研磨仕上げ
  • テーパー面粗さRa0.0173µm

セラミックス加工データ

ジルコニアセラミックス内面研磨
表面粗さRa0.0173µm

セラミックス 使用用途例

加工技術

物性表

宝石のお話